『英文法基礎10題ドリル』に関して、私の「お友達」「お仲間」の絶賛の声だけではうさんくさいですから、面識がなくTwitterで相互フォローでもなかった時点で拙著を「発見」してくださった皆さんのご意見をまとめてみました。
田中健一先生の『英文法基礎10題ドリル』を読む。上質な基礎こそが語学の要諦であり、初学者に一点の曇りも生ませぬために、繊細な説明の稜線から滑落しないように記述することが、むしろ基礎だからこそどれだけ大変なものであるかを物語る労作。
— 俗中の真 (@convexoconcave) 2018年4月2日
特に見開き左側の各三行ずつ記されている項目外観は、易しくしかもくだけて柔らかく書いておられるが、必要な事柄を細大漏らさず盛り込んでおり本書最大の読ませどころ。心血をとくに注いだ箇所だろう。私も含め、小難しいことを語って満足している世の英語教師こそが、まずもって韋編三絶すべき快著。
— 俗中の真 (@convexoconcave) 2018年4月2日
先の三行概観と矛盾しない序列で提示される左ページの例文に付属するpointの的確さもよい。三行概観の記述内容を繰り返し繰り返し指摘するリフレインは、初学者には実に有効。初学者向けゆえ、トリビアの大胆な削除もありつつ、同等比較のA≧Bのコメントなどの学術的精度も落としていない。
— 俗中の真 (@convexoconcave) 2018年4月2日
全体が、型→句→節→概念系、という章立てもすばらしく、構造的認識を小さなものから組み立てたのちに、そこに概念系で肉付けをするという仕掛けが凝らされている。江藤正明先生の『英文法がはじめからわかる本』以来の、記念碑的基礎語学書になるのでは。
— 俗中の真 (@convexoconcave) 2018年4月2日
新刊『日本史ゴロゴ 正誤問題トレーニング』も絶好調・相澤理先生にも「発見」していただきました。
今日はねぎし国語ラボにて、『英文法基礎10題ドリル』の田中健一先生の講演を、生徒に紛れてこっそり聞いておりました。英語に限らず、いろいろヒントとなる内容の多いお話でした。学びエイドがいつでもノーギャラでお待ちしております(笑) pic.twitter.com/EZnXOhX7od
— 相澤理 (@o_aizawa) 2018年7月27日
田中先生が並べ替え問題にこだわっているという理由、板野先生とずっと現代文の〈型〉を探求してきた私にはストンと腑に落ちました。英語には英語の、日本語には日本語の〈型〉があって、その〈型〉から意味は生じます。はじめから意味を読み取ろうとすると誤りますが、〈型〉は取り違えません。
— 相澤理 (@o_aizawa) 2018年7月27日
でも一方で、一つ一つ要素を積み上げる形で例題を並べてあったり、その例題の順番と問題の順番が対応していたり、そういう緻密な作りに、古き良き『英頻』の香りも感じ取っていますよという、編集者が泣いて喜ぶような言葉も添えさせていただきます。 https://t.co/tg36dwx58g
— 相澤理 (@o_aizawa) 2018年7月29日
あの「ロジカル・リーディング」シリーズであまりにも有名な横山雅彦先生からも!
取り置いてもらっていた本。現状では、これ一択でしょう。よくぞこれだけの本をつくったものだと、心底感心します。 pic.twitter.com/2NsLpV35Up
— 横山雅彦 (@strong_logic) 2018年7月31日
この本、ただひたすら、英語難民にのみ目が向いています。他講師や業界人、英語評論家は眼中にない。著者や編集者のきもちわるい色気がない。かといって、内容に妥協はない。信念の本。
— 横山雅彦 (@strong_logic) 2018年7月31日
中教審の委員の先生に、『英文法基礎10題ドリル』を差し上げてしまったので、今から三宮へ買いに行きます。この時間に三宮に繰り出すのは、ダイエット中の身には危険極まりなく、無事に何も口にせず帰宅できるか、大変不安を覚えている夕飯どき。
— 横山雅彦 (@strong_logic) 2018年8月2日
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