著者自作自演インタビュー(5)




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ーー「念校」の提出が済んだようですが。
「ようやくだよ。これで、後は野となれ山となれだ。いや、編集者さんのおかげで素晴らしいものになるよ。思ってたより早く書店に並びそうだよ。印刷屋さんのおかげだ」

ーー執筆過程で苦労したことはありますか。
「人間ドックでちょっと大きな病気が見つかって、いつ倒れてもおかしくない状態だったんだよね。事の重大さに気づいたのはゲラチェック開始後の昨年末だったけど。未完で終わるんじゃないかって不安があった。発症前に発見できたから、今は薬でなんとかね。ちょっと弱気になってた時に竹岡先生に電話して、これ途中でぼくが倒れたら、仕上げをお願いしますよ、いいものになりそうだから、世に出ないのはもったいないと思うんですよって。『馬鹿! お前が死ぬか! 憎まれっ子世に憚るって言うだろ!!』って怒られたねえ。憎まれっ子ではないけどさ」

ーー『英文法基礎10題ドリル』の特長を教えてください。
「とにかく、使ってくれる人にとって楽しいものにしたかった。今風に言うと『サクサク解ける』ってやつかな。問題文は1行で収まるものを厳選して、解説は1行にまとめてね。章末問題はこの限りではないけど、本編はそう。シンプルに、シンプルに。その代わり、文法事項を頭に刻み込んでもらうために問題の構成・配列に工夫を凝らしたから。発売日を楽しみにしててよ」