プラトン(前427~前347)




イラストはDYNAさんに描いていただきました。

プラトンは人間を洞窟の中で縛られた囚人に譬え,我々が感覚的なものにしか目を向けないことを問題にした。ここでは,感覚的世界はイデア界の影であり,善のイデアへの魂の向き直りが哲学の目的とされた。(センター倫理・2010本試験)

人間の魂は生まれる以前にイデアを見ていたとし,感覚的事物を手がかりとしてイデアを想起すること(アナムネーシス)ができると論じた。(センター倫理・2011本試験)

理想的な国家を実現するためには,哲学者が統治者になるか,あるいは統治者が哲学者になる必要がある。(センター倫理・2002本試験)

人間の魂は理性・気概・欲望の三つの部分からなり,これら魂の各部分が相互に調和を保つなら,個人にとっての正義の徳が実現される。(センター倫理・2001本試験)

国家には統治者・防衛者・生産者という三つの階級があり,人間はそれぞれの資質にふさわしい階級に属するべきである。(同)

哲人・軍人・庶民がそれぞれ知恵・勇気・節制いずれかの徳を発揮しつつ相互に調和し合うことによって,理想国家が実現される。(同)

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